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技術資料
三菱インバータ アラーム一覧表
シリーズ:三菱 FREQROL-E700
パネル表示 | 読み | 名称 | 内容 | 処置 | チェックポイント |
HOLd | HOLD | 操作パネルロック | 操作ロックモードが設定されています。STOP/RESET以外の操作ができないようになっています。(38ページ参照) | MODE 2s長押しで操作ロックを解除できます。 | |
LOCd | LOCd | パスワード設定中 | パスワード機能が設定されています。パラメータの表示、設定が出来ない状態になっています。 | Pr.297 パスワード登録/解除 にパスワードを入力して、パスワード機能を解除してから操作してください。 ( 取扱説明書(応用編)4章参照) | |
Er1 | Er1 | 書き込み禁止エラー | 1. Pr.77 パラメータ書込選択 にてパラメータの書込みが禁止中に、パラメータの設定をしようとした場合2. 周波数ジャンプの設定範囲が重複した場合3. PUとインバータが正常に通信できていない場合 | 1. Pr.77 パラメータ書込選択 の設定値を確認してください。( 取扱説明書(応用編)4章参照)2. Pr.31~Pr.36(周波数ジャンプ)の設定値を確認してください。( 取扱説明書(応用編)4章参照)3. PUとインバータの接続を確認してください。 | |
Er2 | Er2 | 運転中書き込みエラー | Pr.77 ≠2(すべての運転モードで運転状態に関わらず書込み可)で運転中、STF(STR)をONでの運転中にパラ メータ書込みを行った場合 | 1. Pr.77 =2にしてください。2. 運転を停止してから、パラメータの設定をしてください。 | 1. Pr.77 の設定値を確認してください。( 取扱説明書(応用編)4章参照) 2. 運転中ではないか |
Er3 | Er3 | 校正エラー | アナログ入力のバイアス、ゲインの校正値が接近しすぎている場合 | 校正パラメータC3、C4、C6、C7(校正機能)の設定値の確認をしてください。( 取扱説明書(応用編)4章参照) | |
Er4 | Er4 | モード指定エラー | Pr.77 ≠2の時に外部、NET運転モードにてパラメータ設定をしようとした場合 | 1. 運転モードを“PU運転モード”にしてから、パラメータの設定をしてください。(50ページ参照)2. Pr.77 =2としてからパラメータの設定をしてください。 | 1. 運転モードは“PU運転モード”となっているか。2. Pr.77 の設定値を確認してください。( 取扱説明書(応用編)4章参照) |
Err. | Err. | インバータリセット中 | ・RES信号や通信、PUからリセット指令を実行した場合・電源OFF時にも表示します。 | リセット指令をOFFしてください。 | |
OL | OL | ストール防止(過電流) | 加速中定速運転中減速中 | 1. Pr.0 トルクブースト の設定を1%程度ずつ増減させ、その都度モータの状態を確認してください。(47ページ参 照)2. Pr.7 加速時間、Pr.8 減速時間 を長くしてください。(49ページ参照)3. 負荷を軽くする。4. アドバンスト磁束ベクトル制御、汎用磁束ベクトル制御を試してみる。5. Pr.14 適用負荷選択 の設定を変更してみる。6. ストール防止動作電流はPr.22 ストール防止動作レベル で設定できます。(初期値は150%です。)加減速時間が 変わる可能性があります。Pr.22 ストール防止動作レベル でストール防止動作レベルを上げるか、Pr.156 ス トール防止動作選択 でストール防止が動作しないようにしてください。(また、OL動作時の運転継続についても Pr.156 で設定できます。) | 1. Pr.0 トルクブースト の設定値が大きすぎないか。2. Pr.7 加速時間、Pr.8 減速時間 が短すぎる可能性があります。3. 負荷が重すぎる可能性があります。4. 周辺機器に不具合はありませんか?5. Pr.13 始動周波数 が大きすぎないか。6. Pr.22 ストール防止動作レベル の設定値は適切か |
パネル表示 | 読み | 名称 | 内容 | 処置 | チェックポイント |
oL | oL | ストール防止(過電圧) | 減速中 ・ モータの回生エネルギーが過大となり、回生エネルギー消費能力を超えると、周波数の下降を止め、過電圧遮断に至るのを防ぎます。回生エネルギーが減少した時点で、再び減速を続けます。・回生回避機能選択時(Pr.882 =1)、モータの回生エネルギーが過大となった場合、回転数を上昇させ過電圧遮断に至るのを防ぎます。( 取扱説明書(応用編)4章参照) |
減速時間が変わる可能性があります。Pr.8 減速時間 で減速時間を長くしてください。 | ・急減速運転ではないか。・ 回生回避機能(Pr.882、Pr.883、Pr.885、Pr.886)は使用しているか。( 取扱説明書(応用編)4章参照) |
PS | PS | PU停止 | Pr.75 リセット選択/PU抜け検出/PU停止選択 によりPUのSTOP/RESET による停止が設定されています。(Pr.75 について は 取扱説明書(応用編)4章を参照してください。) | 始動信号をOFFし、 PU/EXTで解除されます。 | 操作パネルのSTOP/RESETを押して停止させていないか。 |
rb | RB | 回生ブレーキプリアラーム | 回生ブレーキ使用率が、Pr.70 特殊回生ブレーキ使用率 設定値の85%以上となった場合に表示します。Pr.70 特殊 回生ブレーキ使用率 の設定が初期値(Pr.70 =“0”)の場合、この保護機能は機能しません。回生ブレーキ使用率 が100%に達すると、回生過電圧(E.OV_)となります。[RB]表示と同時にRBP信号を出力することができます。RBP信号出力に使用する端子は、Pr.190~Pr.192(出力 端子機能選択)のいずれかに“7(正論理)または107(負論理)”を設定して機能を割り付けてください。 ( 取扱説明書(応用編)4章参照) | 1. 減速時間を長くする。2. Pr.30“回生機能選択”、Pr.70 特殊回生ブレーキ使用率 の設定値を確認する。 | 1. ブレーキ抵抗の使用率が高くないか。2. Pr.30“回生機能選択”、Pr.70 特殊回生ブレーキ使用率 の設定値は正しいか。 |
ΓH | TH | 電子サーマルプリアラーム | 電子サーマルの積算値が、Pr.9 電子サーマル の設定値の85%以上に達すると表示します。Pr.9 電子サーマル の設 定値の100%に達すると、モータ過負荷遮断(E.THM)となります。[TH]表示と同時にTHP信号を出力することができます。THP信号出力に使用する端子は、Pr.190~Pr.192(出力 端子機能選択)のいずれかに“8(正論理)または108(負論理)”を設定して機能を割り付けてください。 ( 取扱説明書(応用編)4章参照) | 1. 負荷量、運転ひん度を低減する。2. Pr.9 電子サーマル の設定値を妥当な設定値にする。(44ページ参照) | 1. 負荷が大きい、急加速運転ではないか。2. Pr.9 電子サーマル の設定値は妥当か。(44ページ参照) |
ΠΓ | MT | メンテナンス信号出力 | インバータの累積通電時間が一定の時間経過したことを知らせます。Pr.504 メンテナンスタイマ警報出力設定時間 の設定が初期値(Pr.504 =“9999”)の場合、この保護機能は機能 しません。 | Pr.503 メンテナンスタイマ に“0”を書き込むと信号を消すことができます。 | Pr.503 メンテナンスタイマ の値がPr.504 メンテナンスタイマ警報出力設定時間 に設定した値より大きくなってい ます。( 取扱説明書(応用編)4章参照) |
Uu | UV | 不足電圧 | インバータの電源電圧が下がると制御回路が正常な機能を発揮しなくなります。また、モータのトルク不足や発熱 の増加を生じます。このため電源電圧が約AC115V(400Vクラスは約AC230V、100Vクラスは約AC58V)以下 になるとインバータの出力を停止し、Uuを表示します。電圧が正常に戻ると警報は解除されます。 | 電源など電源系統機器を調査する。 | 電源電圧は正常か。 |
SA | SA | セーフティ停止中 | セーフティストップ機能動作中(出力遮断中)に表示します。(24ページ参照) | ・セーフティストップ機能を使用しない場合、S1-PC間、S2-PC間を短絡用電線で短絡して、インバータが運転で きるようにする。・セーフティストップ機能を使用時、S1-PC間、S2-PC間の両方が短絡されている状態(運転可能状態)で、SAが表示されている場合、内部異常が発生している可能性があります。端子S1、 S2、およびPCの配線を確認 し、異常が見つからない場合は、お買上店または当社営業所までご連絡ください。 | セーフティストップ機能を使用しない場合、S1-PC間、S2-PC間の短絡用電線が外れていないか。 |
Eu | EV | 24V外部電源動作中 | FR-E7DS装着時、主回路電源がOFFの状態で、外部から24V電源の入力中に点滅表示します。 |
パネル表示 | 読み | 名称 | 内容 | 処置 | チェックポイント |
E.ΓHΠ | E.THM | モータ過負荷遮断(電子サーマル) | 過負荷や定速運転中での冷却能力低下によるモータの過熱を、インバータ内蔵の電子サーマルが感知し、Pr.9 電子 サーマル の設定値の85%となったときプリアラーム(TH表示)となり、規定値となると、保護回路が動作し、イン バータの出力を停止します。多極モータなど特殊なモータや複数台のモータを運転する場合は、電子サーマルでは モータ保護はできませんので、インバータ出力側にサーマルリレーを設けてください。 | 1.負荷を軽くする。2.定トルクモータの場合は、Pr.71 適用モータ の設定を定トルクモータの設定にする。3.ストール防止動作の設定を適切にする。( 取扱説明書(応用編)4章参照) | 1.モータを過負荷で使用していないか。2.モータ選択のパラメータPr.71 適用モータ の設定は正しいか。( 取扱説明書(応用編)4章参照)3.ストール防止動作の設定は適切か。 |
E.F1n | E.FIN | フィン加熱 | 冷却フィンが過熱すると、温度センサーが動作し、インバータの出力を停止します。フィン過熱保護動作温度の約85%になるとFIN信号を出力することができます。FIN信号出力に使用する端子は、Pr.190~Pr.192(出力端子機能選択)のいずれかに“26(正論理)または126 (負論理)”を設定して割り付けてください。( 取扱説明書(応用編)4章参照) | 1.周囲温度を仕様以内とする。2.冷却フィンの清掃を行う。3.冷却ファンを交換する。 | 1.周囲温度が高すぎないか。2.冷却フィンの目づまりはないか。3.冷却ファンが停止してないか(操作パネルに Fnが表示されていないか)。 |
E.ILF | E.ILF | 入力欠相 | Pr.872 入力欠相保護選択 にて機能有効設定(=1(初期値))が選択されている時に、3相電源入力のうち1相が欠 相するとインバータの出力を停止します。3相電源入力の相間電圧アンバランスが大きい場合に動作することがあります。( 取扱説明書(応用編)4章参 照) | ・配線を正しく行う。・断線箇所の補修を行う。・ Pr.872 入力欠相保護選択 の設定値を確認する。・ 3相入力電圧のアンバランスが大きい場合、Pr.872 =“0”(入力欠相保護なし)と設定する。 | ・3相電源入力用ケーブルに断線がないか。・3相電源入力の相間電圧アンバランスが大きくないか。 |
E.OLΓ | E.OLT | ストール防止による停止 | ストール防止動作により、出力周波数が1Hzの値まで降下し、3s経過した場合、アラーム(E.OLT)を表示し、イン バータの出力を停止します。ストール防止動作中はOL。出力欠相中にストール防止(OL)が動作した場合は、E.OLTが発生しないことがあります。 | ・負荷を軽くする。(Pr.22 ストール防止動作レベル の設定値を確認してください。) | ・を過負荷で使用していないか。( 取扱説明書(応用編)4章参照) |
E.bE | E.BE | ブレーキトランジスタ異常検出 | モータからの回生エネルギー量が著しく大きいときなどで、ブレーキトランジスタの異常が発生した場合、ブレー キトランジスタの異常を検出し、インバータの出力を停止します。この場合、速やかにインバータの電源を遮断する必要があります。 | インバータを交換してください。 | ・負荷イナーシャを小さくする。・制動の使用頻度は適正か |
E.CF | E.GF | 始動時出力側地絡過電流 | 始動時にインバータの出力側(負荷側)で地絡が生じ、地絡過電流が流れるとインバータの出力を停止します。Pr.249 始動時地絡検出有無 により、保護機能の有無を設定します。Pr.249 始動時地絡検出有無 の設定が初期値 (Pr.249 =“0”)の場合、この保護機能は機能しません。 | 地絡箇所を復旧する。 | モータ、接続線に地絡はないか。 |
E.LF | E.LF | 出力欠相 | インバータ運転中(直流制動動作中、出力周波数が1Hz以下の場合を除く)、インバータの出力側(負荷側)3相 (U、V、W)のうち、1相が欠相するとインバータ出力を停止します。Pr.251 出力欠相保護選択 により、保護機能の 有無を設定しています。 | ・配線を正しく行う。・Pr.251 出力欠相保護選択 の設定値を確認する。 | ・配線を確認する。(モータは正常か。)・インバータ容量より小さいモータを使用していないか。 |
E.OHΓ | E.OHT | 外部サーマル動作 | 外部に設けたモータ過熱保護用サーマルリレーまたはモータ埋込み形温度リレーなどが動作(接点開)したとき、 インバータの出力を停止します。Pr.178~Pr.184 (入力端子機能選択)のいずれかに、設定値7(OH信号)を設定した場合に機能します。初期状態 (OH信号割付けなし)では、この保護機能は機能しません。 | ・負荷、運転ひん度を低減する。・リレー接点が自動復帰しても、リセットしない限りインバータは再始動しません。 | ・モータが過熱していないか。・Pr.178~Pr.184(入力端子機能選択)のいずれかに、設定値7(OH信号)が正しく設定されているか。 |
パネル表示 | 読み | 名称 | 内容 | 処置 | チェックポイント |
E.OPΓ | E.OPT | オプション異常 | パスワード保護されている状態(Pr.296 パスワード保護選択 =“0、100”)で通信オプションを装着した場合に 表示されます。 | ・通信オプション装着時にパスワード保護をする場合は、Pr.296 パスワード保護選択 ≠“0、100”としてください。( 取扱説明書(応用編)4章参照)・上記対策で改善されない場合は、お買上店または当社営業所までご連絡ください。 | Pr.296 パスワード保護選択 =“0、100”として、パスワード保護されていないか。 |
E.OP1 | E.OP1 | 通信オプション異常 | 通信オプションにおける通信回線異常が発生した場合にインバータの出力を停止します。 | 1. オプション機能の設定などを確認する。2. 内蔵オプションの接続を確実に行う。3. 通信ケーブルの接続を確認する。4. 終端抵抗を正しく接続する。 | 1. オプション機能設定、操作がまちがっていないか。2. 内蔵オプションは確実にコネクタに接続されているか。3. 通信ケーブルが断線していないか。4. 終端抵抗が正しくついているか。 |
E. 1 | E.1 | オプション異常 | インバータ本体と内蔵オプション間のコネクタ部の接触不良などが発生した場合、インバータの出力を停止します。内蔵オプションのメーカ設定用スイッチを変更した場合にも表示されます。 | 1. 内蔵オプションの接続を確実に行う。2. インバータの周囲に過大なノイズを発生する装置などがある場合、ノイズ対策を行う。 上記対策をしても改善されない場合は、お買上店または当社営業所までご連絡ください。3. 内蔵オプションのメーカ設定用スイッチを初期状態に戻す。(各オプションの取扱説明書参照) | 1. 内蔵オプションは確実にコネクタに接続されているか。2. インバータの周囲に過大ノイズが発生していないか。3. 内蔵オプションのメーカ設定用スイッチを初期状態から変更していないか。 |
E.PE | E.PE | パラメータ記憶素子異常(制御基板) | 記憶しているパラメータに異常が発生したとき(EEPROMの故障) | お買上店または当社営業所までご連絡ください。 通信などで頻繁にパラメータ書込みを行う場合は、Pr.342 の設定値を“1”にしRAM書込みとしてください。ただし、RAM書込みですので電源をOFFするとRAM書込み以前の状態に戻ります。 | パラメータの書込み回数が多くないか。 |
E.PE2 | E.PE2 | 内部基板異常 | 制御基板と主回路基板の組み合わせが正しくない場合にインバータの出力を停止します。 | お買上店または当社営業所までご連絡ください。 (部品交換については、最寄りの三菱電機システムサービス(株)までお問い合せください。) | |
E.PUE | E.PUE | PU抜け | ・Pr.75 リセット選択/PU抜け検出/PU停止選択 に設定値“2”、“3”、“16”、“17”を設定したときに、パラメー タユニットを外すなど本体とPUの交信が中断するとインバータの出力を停止します。・PUコネクタからのRS-485通信でPr.121 PU通信リトライ回数 ≠「9999」のときに、リトライ許容回数以上連続して 通信エラーが発生するとインバータの出力を停止します。(Pr.502 通信異常時停止モード選択 にて変更可能)・PUコネクタからのRS-485通信でPr.122 PU通信チェック時間間隔 に設定された時間通信が途切れた場合もイン バータの出力を停止します。 | パラメータユニット(FR-PU04/FR-PU07)の接続を確実に行う。 | ・パラメータユニット(FR-PU04/FR-PU07)の接続不良はないか。・Pr.75 の設定値を確認 |
E.rEΓ | E.RET | リトライ回数オーバー | 設定したリトライ回数以内に正常に運転再開できなかった場合、インバータの出力を停止します。 Pr.67 アラーム発生時リトライ回数 を設定した場合に機能します。初期値(Pr.67 =“0”)の場合、この保護機能 は機能しません。 | このエラー表示の1つ前のエラーの原因の処置を行う。 | 異常発生原因の調査 |
パネル表示 | 読み | 名称 | 内容 | 処置 | チェックポイント |
E. 5E. 6E. 7E.CPU | E. 5E. 6E. 7E.CPU | CPUエラー | 内蔵CPUの通信異常が発生した場合、インバータの出力を停止します。 | ・インバータの周囲に過大なノイズを発生する機器などがある場合、そのノイズ対策を行ってください。・お買上店または当社営業所までご連絡ください。 | インバータの周囲に過大ノイズを発生している機器などはないか。 |
E.Πb4~E.Πb7 | E.MB4~7 | ブレーキシーケンスエラー | ・ブレーキシーケンス機能(Pr.278~Pr.283) 使用時に、シーケンスエラーとなった場合、インバータの出力を停止 します。初期状態(ブレーキシーケンス機能無効)では、この保護機能は機能しません。( 取扱説明書(応 用編)4章参照) | 設定パラメータの確認と配線を正しく行う。 | 異常発生原因の調査 |
E.IOH | E.IOH | 突入電流抑制回路異常 | 突入電流抑制回路の抵抗が過熱すると動作します。突入電流抑制回路の故障 | 頻繁にON/OFFを繰り返さない回路としてください。上記対策をしても改善されない場合は、お買上店または当社営業所までご連絡ください。 | 電源のON/OFFを繰り返していないか。 |
E.AIE | E.AIE | アナログ入力異常 | Pr.267 端子4入力選択 の設定と電圧/電流入力切換スイッチの設定が異なる状態で、端子4に電圧(電流)が入力された場合に表示します。 | 電流入力により周波数指令を与えるか、Pr.267 端子4入力選択 および電圧/電流入力切換スイッチの設定を電圧入 力に設定してください。 | Pr.267 端子4入力選択 および電圧/電流入力切換スイッチの設定値を確認してください。( 取扱説明書(応用 編)4章参照) |
E.USb | E.USB | USB通信異常 | Pr.548 USB交信チェック時間間隔 に設定された時間だけ通信が途切れた場合に、インバータの出力を停止します。 | ・Pr.548 USB交信チェック時間間隔 の設定値を確認する。・USB通信ケーブルを確認する。・Pr.548 USB交信チェック時間間隔 の設定値を大きくする。または、9999にする。( 取扱説明書(応用編) 4章参照) | ・USB通信ケーブルを確認する。 |
E.SAF | E.SAF | セーフティ回路異常 | セーフティ回路異常時に表示します。S1-PC間、S2-PC間のいずれか一方が開放された場合表示します。 | ・セーフティストップ機能を使用しない場合、S1-PC間、S2-PC間を短絡用電線で短絡する。(24ページ参照)・セーフティストップ機能を使用時、端子S1、 S2、およびPCの配線が正しいことと、安全リレーユニットなどの セーフティストップ信号入力元が正しく稼動していることを確認してください。詳細は、技術資料集「Safety stop function instruction manual」 (資料番号 BCN-A211508-000)にて原因と対策を確認してください。 | ・セーフティストップ機能を使用しない場合、S1-PC間、S2-PC間の短絡用電線が外れていないか。・セーフティストップ機能を使用時、安全リレーユニットおよび接続に問題はないか。 |
E. 13 | E.13 | 内部回路異常 | 内部回路異常時に表示します。 | お買上店または当社営業所までご連絡ください。 |